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想像を超えるアイデアソース

サプライズを創出し続ける人々の
想像を超えるアイデアソースをご紹介します。

2016年11月04日

iDshop厚木 和賀 章悟さんのアイデアソース

第十八回


想像を超える「つながり」

好きこそ物の上手なれ
以前より趣味の一部であった「釣り」。私自身まだまだ初心者の域であるが、ここ最近は頻繁に海や川など問わず出かけるようになった。

魚に応じて竿を変え、リールを変え、仕掛けを変え、潮を読み、様々な方法で魚にアピールする。その結果が釣果であり釣りの醍醐味である。
釣りは営業活動と似ている。
お客様や業種に拠り製品を変え、提案方法を模索し購入意欲を持たせる。
その結果が売上げであり個人の成果へと繋がる。

一見すると当たり前の事なのだが、それが非常に難しいと感じる。
実は釣り雑誌自体に拘りがある訳では無く、その都度釣物によって読む雑誌は変わる。
雑誌を見ると取材を受けている人それぞれが自分の価値観で自分の手法で釣果を上げている。何通りもある色の疑似餌から釣れる形状や色を見つけ出したり、ほんの少しラインを細くしたりと色々である。
これが非常に面白く勉強になり、そういう考えに至った事に感心する。

私が難しいと感じるのは同じ手法でやった所で同じ釣果が得られる訳で無い事であり、むしろ普段より釣果が下がる事だってある事だ。
何故取材を受けた人達がこういった手法を取り釣果を上げたかというと、その魚の習性を理解した上で工夫し、日々の経験から最良の方法を選択出来るからであり、それがどの環境でも通用する訳では無い。

もし、魚釣りの手法が一般化され絶対に釣れる竿、リール、仕掛けが出来たらどうなるだろうか。
恐らく釣り人口は減り、漁業以外での魚を取る方法は衰退するのでは無いかと思う。
絶対が無いから釣り人はつり雑誌を読み、自分なりの考えを持ち、それを実践していくのでは無いだろうか。

前述したように「釣りは営業と似ている」と感じるのはこういう部分が大きい。
私は不勉強なもので、営業指南書や自己啓発本など今まで読んで来なかった、正確には読んだがあまり自分の役に立つ物では無いと判断してしまい、読み続ける事を辞めた。
しかし、それは自分が書いてある事をそのまま実践しようとしていただけで自分流の解釈や方法、背景を取り込めていなかったからだと気付いた。

営業だって絶対に売れる手段があれば恐らく人間がやる必要も無く、全て機械に任せた方が良くなるのではないか。
相手により、状況により方法を変える事が出来るのが真の営業マンなんだと思う。

釣りは旧石器時代より行われている人々の生活の一部である。
本件の趣旨とは異なるが是非皆さんにも釣りを体験して頂き、その奥深さに触れ、釣り雑誌を開いてみて欲しいと思う。

つり情報

出版社
辰巳出版
価格
472円+税