想像を超えるアイデアソース

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2019.1.11

第四十一回 想像を超える「現実」

世界がもし100人の村だったら
再話
池田 香代子
対訳
C.ダグラス・ラミス
出版社
マガジンハウス
価格
838円+税

縮小してはじめてわかるリアルな現実

私は、今まで「あなたは恵まれている」とか「仕事があるだけ幸せだよ」と何度も言われながら生活してきました。しかし、日々の生活に追われるようになると「今の状況が恵まれているのかな」と仕事の愚痴が出てしまうこともありました。

そんな時に1冊の本を読みました。その本は、『世界がもし100人の村だったら』といいます。私のように、思わず仕事の愚痴が出てしまうような状況に陥ってしまった方には、ぜひ読んでいただきたい1冊です。

内容はタイトルの通り、世界には75億人もの人がいますが、もしそれを100人に縮小して、世界を「100人の村」として描くとどうなるかということを、さまざまな数字で表した本です。ここには以下のようなことが書かれています。

・20人は栄養が十分ではなく、1人は死にそうなほどです。でも15人は太り過ぎです。
・銀行に預金があり、財布にお金があり、家のどこかに小銭が転がっている人は、一番豊かな8人のうちの1人です。
・自分の車を持っている人は、豊かな7人のうちの1人です。
・もしもあなたが空爆や襲撃や地雷による殺戮や武装集団のレイプや拉致におびえていなければ、そうでない20人より恵まれています。

この本を読んで、自分に照らし合わせたときに感じたことは、当たり前の生活に対するありがたみを忘れてはいけないということです。それは、2016年に起きた熊本地震の時にも感じました。

仕事ができることへの感謝や、日々の生活の豊かさを感じさせてくれる1冊だと思います。ぜひ皆さんも読んで実感してみてください。