想像を超えるアイデアソース

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2017.11.2

第二十七回 想像を超える「社寺参拝」

成功している人は、
なぜ神社に行くのか?
八木 龍平
出版
サンマーク出版
価格
1,500円+税

心清らかに

私は社寺参拝が好きだ。

私は京都で生まれ育ち、実家や学校の周辺いたるところに社寺があった。
同級生にもお寺や神社の娘がいたし、学校も小学校以外は幼稚園から大学まで仏教校。
授業に「仏教」という科目もあった。
そんな環境で成人するまで過ごしたのに、あまりに社寺が多いことが当たり前過ぎて、わざわざ社寺を参拝するなんてあまり考えたことがなかった。

「そうだ!お参りに行こう」と思い立ったのは中学生の息子が不登校になった時。
本人の意思を尊重しようと思う反面、どこかで神様仏様にすがりたいと思ったのだろう。
実際に参拝してみるとなぜか心が晴れて、また息子と向き合うことができた。
それ以来、実家に帰省した時や旅先で社寺を回り、心を清めるようにしている。
今ではご朱印帳も3冊目。
ある神社で出会ったご老人が教えてくれた「自分が死んだ時に朱印帳を棺桶に入れてもらうと極楽に行けるんだよ」を信じているところも少しある(笑)。

最近になって出会ったこの本。
今までの参拝の仕方が間違っていたことを知り、
・織田信長は日吉大社を焼いてしまったから本能寺で討ち死にした
・豊臣秀吉はその日吉大社を再建して天下を取った
・松下幸之助は社内のあちこちに神社をつくり「感謝と素直」を祈った
・本田宗一郎はオートバイのデザインに神社を取り入れた
などなど、歴史的人物も神様の力(?)に影響を受けていたことを知る。
と同時に、せっかく社寺に囲まれて育ったのに もったいないことをしたなぁと残念な気持ちにも。

私は社会人、組織人である前にまず“人”でありたい。
誰にでも平等に接することのできる人になれるよう、いつもまわりに感謝の気持ちを持てるよう、これからも心を清めるために正しい方法で社寺参拝を続けていこうと思う。
いつか自分の人生が“成功”だったかわかる日が来るだろうから。