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- 第五十一回 想像を超える「入試問題」
サプライズを創出し続ける人々の
想像を超えるアイデアソースをご紹介します。
2019年11月1日
ダイカストチーム 山本 大輔さんのアイデアソース

第五十一回
想像を超える「入試問題」
柔軟な思考で発想力を鍛える
私が紹介する本は、オックスブリッジ(オックスフォード大学とケンブリッジ大学)入試の面接官が出した解答付き問題集です。
私たちは知識と経験のストックがあるから、たいていの問題であれば、自動的に反応や応答ができます。しかし、本書の問題はそうはいきません。この本は、当意即妙の応対ができる賢い学生を見つけることを目的としたオックスブリッジ大学側が出した、悪名高き難問奇問集です。
「ガールスカウトには政治目的があるでしょうか?」
「蟻を落とすとどうなりますか?」
「牛一頭には世界中の水の何パーセントが含まれていますか?」
「なぜ世界政府はないのでしょうか?」
「火星人に人間をどう説明しますか?」
のような質問をされたら、たちまち頭が回転し始めます。簡単な出題に、あらゆる方向から複雑で卑屈な回答を求められる、思考力を刺激し好奇心がそそられる奇問も愚問も、ときには苛々させられる、そんな問題ばかりです。
すべての問題に共通して言えるのは、考えなくてはいけないということ。利口であるかないかは、知識、教養、経験でもなく、自分の持つすべての思考をあらゆる方向に“面白くひねり出せるかどうか”。 簡単な問題から大きな利益をもたらすアイデア、そんな方法を導き出す人こそ利口な人といえるのかもしれません。 仕事でも、さまざまな問題から答えを求められます。あらゆる方向から回答『発想』を見つける思考こそ、求められる能力ではないかと思います。この本には、今の時代を生き残るヒントがあるような気がしました。考えることが好きな方は、ぜひ手に取ってみてください。
私たちは知識と経験のストックがあるから、たいていの問題であれば、自動的に反応や応答ができます。しかし、本書の問題はそうはいきません。この本は、当意即妙の応対ができる賢い学生を見つけることを目的としたオックスブリッジ大学側が出した、悪名高き難問奇問集です。
「ガールスカウトには政治目的があるでしょうか?」
「蟻を落とすとどうなりますか?」
「牛一頭には世界中の水の何パーセントが含まれていますか?」
「なぜ世界政府はないのでしょうか?」
「火星人に人間をどう説明しますか?」
のような質問をされたら、たちまち頭が回転し始めます。簡単な出題に、あらゆる方向から複雑で卑屈な回答を求められる、思考力を刺激し好奇心がそそられる奇問も愚問も、ときには苛々させられる、そんな問題ばかりです。
すべての問題に共通して言えるのは、考えなくてはいけないということ。利口であるかないかは、知識、教養、経験でもなく、自分の持つすべての思考をあらゆる方向に“面白くひねり出せるかどうか”。 簡単な問題から大きな利益をもたらすアイデア、そんな方法を導き出す人こそ利口な人といえるのかもしれません。 仕事でも、さまざまな問題から答えを求められます。あらゆる方向から回答『発想』を見つける思考こそ、求められる能力ではないかと思います。この本には、今の時代を生き残るヒントがあるような気がしました。考えることが好きな方は、ぜひ手に取ってみてください。
オックスフォード&ケンブリッジ大学世界一「考えさせられる」入試問題「あなたは自分を利口だと思いますか?」
- 著
- ジョン・ファーンドン
- 訳
- 小田島恒志
小田島則子
- 出版社
- 河出書房新社
- 価格
- 820円+税
過去に紹介されたアイデアソース
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