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想像を超えるアイデアソース

サプライズを創出し続ける人々の
想像を超えるアイデアソースをご紹介します。

2019年08月20日

iDshop埼玉 大石 理汀さんのアイデアソース

第四十八回


想像を超える「写真」

写真を撮ること(アウトプット)と見ること(インプット)
私が紹介するのは写真です。写真は撮ると見る、2つの楽しみ方ができます。
撮る
撮ることは自分の見ている世界を切り取ること。
撮る時に大切にしているのは、どんな風に撮りたいのか、ということです。同じものを撮るにしても、視点の違いで雰囲気は変わってきます。上から撮るか、近づいて撮るか、画面の何処に配置するのか、被写体が一番綺麗に撮れる角度を探して、設定を変えながら何枚も撮って、自分の納得のいく1枚をつくっていきます。被写体を観察しながら、そのものの良さを引き出す構図を考えるのは、難しくも楽しく、思い通りの1枚が撮れたときの感覚は他では味わうことができません。

埼玉に引っ越してきて初めて撮った桜 (埼玉サテライトの近くの川沿いにて撮影)。
春は心が弾む季節なので全体を白っぽくしつつ、陰影をつけてみた(左写真)。

松本市の氷彫フェスティバル。-10℃の中でつくり出される彫刻はどの場面を切り取っても絵になる輝きをまとっていた。
私は全体を撮ることが多かったが、一緒に撮っていた友人は手元をアップにしたり、職人の表情を撮るなど、お互いに撮りたいものがまったく違っていることに驚いた(左写真)。
友人の撮り方を参考に、職人の表情が見えるように撮ってみた(右写真)。
見る
見ることは他人の世界を知ること。
写真を見ると、その人が興味を持っていること、好きなものを知ることができます。同じ場所の写真を撮るにしても、明るさや色の濃さ、背景のぼかし方など、細かな箇所が違っていてその人の個性を感じることができます。さらに、自分では気づかなかった視点に気づかされることも多く、よい刺激になります。
また、インスタグラムなどの写真を流し見していると、流行のものや撮り方などを知ることができ、社会がどのようなものを求めているのかもなんとなく知ることができます。
ビル街を飛ぶペンギン(サンシャイン水族館にて撮影)。インスタグラムで見かけて気になっていたので、自分でも撮りに行ってきた。
仕事はインプットとアウトプットが大切だと言われますが、写真を見ることと、撮ることはインプットとアウトプットではないかと思います。いろんな撮り方を見て、自分なりに噛み砕いて、撮るときに工夫していく。これからも写真を通して成長をしていきたいし、みんなが見て楽しめるようなものをたくさん撮っていきたいと思います。
写真

写真

撮影
大石 理汀