東山そばプロジェクト

SUSの新たな挑戦「東山そばプロジェクト」。
耕作放棄地を活用したそばづくりを、通称「てっちゃんの畑」を舞台に種まきから栽培まで随時ご報告します!

2021年11月12日

実録!そば打ち会レポート

本日は、そばの育成記録ではなく、番外編。そば打ち会の様子をお届けします。山道を走ること数十分…。須賀川市の山奥にひっそりある山小屋「ふれあいの里東山」。本日打つそばは今年苫小牧市樽前で6月に播種し9月に収穫、製粉をした新そばです。集合時間は朝5時30分。皆さん、本当にお疲れ様です。

ステップ01:そばを練る
十割そばですから、絶妙な水加減が要求されます。多すぎず、少なすぎず、その日の天候や気温で加える水分量は変化します。生地にストレスを与えることなく、全体に水分が行きわたるようにやさしくしっかり捏ねます。


ステップ02:そばを伸ばす
一定の厚さ(この地区の皆さんは1mm少しを目指してます)に伸ばします。生地の厚さは麺の太さを50%決める大事な要素です。

ステップ03:そばを切る
一定の間隔(この地区の皆さんは1mm少しを目指してます)で切ります。1mm切ったら体の重心も1mmずらします。


そばを打つ姿は職人そのもの。地元の皆さん、みごとな手さばきです。

畑を耕し、種を蒔き、収穫し、そばを打つ。ここまでの工程でようやくそばの形になりました。切ったそばは箱の中へ。もはや芸術品。食べるのがもったいなくも楽しみです。


ゆであがってついに完成!打ち立てのそばを揚げ立ての天ぷらと一緒にいただきます。正真正銘の十割そばです!素材の香りも味も引き立ちとっても美味しいんです。いくらでも食べられます。

社員の皆さんと美味しくいただきました。今年の福島のそばも来年のそばも美味しく育つように祈ります。


さくまメモ

そばは播種から75日という短い日数で収穫に至ります。とはいえ、とても水に弱く、雨の多い期間をどうやって避けるのかがそれぞれの地域の栽培方法を特徴付けます。
北海道には梅雨がほとんどないので、6月前半に播種、8月下旬から9月上旬に収穫します。夏の収穫ですから「夏そば」と言われます。暑い季節に新そばを食べたい時はぴったりです。
福島には梅雨があり、梅雨明けの7月下旬からが種蒔きです。旧盆の前には種蒔きを終わらせたいのですが、梅雨が長引くと気を揉むことになります。1年で最も日差しの強い時期に生長し、10月末に収穫する「秋そば」なのですが、収穫が遅れると霜の害を受けるリスクが高まることになるため気を揉むのです。
この「そば打ち会」では、新そばを食べられるように北海道で収穫、乾燥、調製を行って玄そばを作り、福島の製粉所で製粉したものを東山の皆さんに手打ちで製麺してもらいました。東山の皆さんにとっても北海道の粉を打つのは初めてで、うまく打てるか心配と微調整の連続でした。多くの関係者の連係プレーがあって、なんとか新そばを賞味できました。
11月になれば、福島の新そばが登場します。明らかに風味が異なる福島のそばも試食会などで味わって頂けるよう準備を進めていますのでお楽しみに。

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福島への愛を原動力に、丹精込めて育てたそばをたくさんの人に食べてもらえるようがんばります!

プロジェクトを彩る『そばドル』。昨年の経験を活かして、今年も美味しいそば作りに邁進します!