あなたの「IDOME」入選者発表

あなたの「IDOME」入選者発表

たくさんのご応募ありがとうございました!厳選なる選考の結果、応募総数593作品の中から下記の方々に決定いたしました

最優秀賞 賞金5万円

栃木県 平井久美子 様
壁は、頑張っている人の前に立ちはだかる。

入賞 20名 賞金3万円

  • 山口県
    池内春美 様
  • 神奈川県
    宇野哲仁 様
  • 東京都
    遠藤里紗 様
  • 福岡県
    尾形恵利子 様
  • 神奈川県
    尾張眞由 様
  • 北海道
    桂明友美 様
  • 東京都
    川名貴洋 様
  • 宮城県
    菊池智美 様
  • 東京都
    橘田賢 様
  • 滋賀県
    栗林悦子 様
  • 埼玉県
    小池惠子 様
  • 愛知県
    都筑美佐 様
  • 東京都
    根岸航太郎 様
  • 東京都
    蓮尾真利奈 様
  • 宮城県
    早坂登 様
  • 埼玉県
    広川祐 様
  • 千葉県
    藤井建二 様
  • 長野県
    古居晴菜 様
  • 大阪府
    宝満幸代 様
  • 三重県
    山川美帆 様
入選者の作品は “ 今日の「IDOME」” などで紹介させていただきます

最優秀賞者の表彰式の様子

最優秀賞者の表彰式を、2014年8月18日に行いました

最優秀賞 賞金5万円
あなたの「IDOME」最優秀賞受賞者 栃木県 平井久美子(ひらいくみこ)さん
  • 賞状を受け取り、笑顔の平井さん
    賞状を受け取り、笑顔の平井さん
  • 中学生の時、放送部に入ったことがきっかけで「アナウンサー」を目指してきましたが、華やかな全国ネットのキー局で働けるアナウンサーはほんの僅か。しかも、アナウンサーの募集はとても稀なので、大学時代の就職活動では、全国各地の放送局へ書類を送り続けました。

    最終的に、栃木のラジオ局に内定をいただき、栃木で働けることに。
    京都出身で学生時代は東京で過ごしたため、栃木には縁もゆかりもありませんでしたが、栃木に住む人は温かな人柄の方たちばかりで、3年間、とても楽しく幸せな時間を過ごさせていただきました。

    けれど、今年の3月契約が満了となり、他局を受験しましたが最終面接で全て不合格。それでもアナウンサーの夢を諦められず、フリーの道を歩み出しました。

    フリーになれば、局という後ろ盾はなくなりますし、一度失敗すれば、次の仕事がなくなってしまうこともあります。「明日はどうなるの?」と、不安や恐怖で眠れない夜もありました。

  • 賞状を受け取り、笑顔の平井さん
    表彰式の平井さんと石田社長(SUS本社にて)
  • そんなとき、業種は異なりますが、すでにフリーで活躍している先輩が掛けてくれた言葉が、「壁は、頑張っている人の前に立ちはだかる。頑張っていなければ壁は出来ない」です。

    もしかしたら、会社員の頃は失敗をしても、「次、頑張ろう」という、身勝手で甘えた気持ちが、心のどこかにあったのかもしれません。
    けれど、この言葉を聞いたとき、覚悟が生まれ、
    「次はないかもしれない」という不安は、「だからこそ、絶対に成功させてやる」という強い思いに変わったのです。

    壁は、決して、目の前を遮るものではなく、頑張っている証、成長している証。
    そう思うと、この先どんなに辛いことがあったとしても、前に進める気がしました。

    今年27歳。今後、結婚や出産など様々な転機が訪れるかもしれません。
    ですが、これからも自らが選んだアナウンサーという仕事を通じて、自分の見たもの、聴いたもの、体験したこと、学んだこと、を伝えて、「この話を聞いて良かった」と思っていただけるような人になりたいです。

    ※上記は、平井さんのお話をもとに作成したものです。

お礼の言葉
「壁」、できることならば、向き合うものでなく、避けて通りたいものだと思います。
しかし、平井さんの「IDOME」にあるような、「壁は、頑張っている人の前に立ちはだかる」という心持ちがあれば、壁の存在は180度異なったものになるでしょう。きっと、壁を感じた時には「今、自分は挑んでいるんだ」とその壁を楽しむことが出来るのだと思います。逆に、日常に壁を感じなくなったら、「何か挑まねば」と自分を省みる時なのかもしれません。私たちも壁に臆することなく、“挑め”の精神を持ち続け、邁進していきたいと思います。
平井さんをはじめ、この、あなたの「IDOME」へは、多くの方からのご応募をいただきました。いずれも、それぞれの人生を感じる素晴らしい言葉ばかりで、心が揺さぶられ、身が引き締まる思いがいたしました。あらためて、お礼申し上げます。本当にありがとうございました。
また、末筆ではございますが、ご応募いただいた皆様のこれからのご活躍をお祈りいたします。
SUS株式会社 石田保夫