Yes id 世界基準

Yes,iD 世界基準サイトは、「サプライズ」と「挑戦」をテーマに、
SUS株式会社の姿勢や取り組みを皆さまへお届けしています。

  • トップページ
  • 想像を超えるアイデアソース
  • 第六十二回 想像を超える「勝負感」

想像を超えるアイデアソース

サプライズを創出し続ける人々の
想像を超えるアイデアソースをご紹介します。

2020年10月02日

金沢サテライト 山田 優成さんのアイデアソース

第六十二回


想像を超える「勝負感」

情報収集から生まれる勝負感
麻雀を始めて10年強になり、今では年間約1000半荘打っている私が、麻雀についてお伝えする。
まず麻雀と聞いてどんな印象を抱くだろうか。いわばギャンブルの象徴で、借金、騙し合い、イカサマなど、ダークサイドな印象を持つ人が多いだろう。
しかし、今や麻雀はメディア内でも一つの競技として扱われている。現に2018年、麻雀プロ集団におけるナショナルプロリーグ「Mリーグ」が発足され、ABEMAにて毎日熾烈な戦いが繰り広げられている。大和証券などのスポンサー付きであり、もはやスポーツの領域とまで感じられる。

麻雀の強さは、突き詰めると2つだと思う。「情報収集」と「勝負感」。
運は平等に与えられると過程すると、なぜ「ついてない人」が出てくるのだろうか。極端な話をするとそれは、運を活かせてないだけだと思う。
「自分はついていない。。。」と、何もせず、全ての勝負に逃げ腰になっては、巡ってきたチャンスに、ベストパフォーマンスを発揮できずに終わる。
しかし、例えば情報収集の一つとして、相手の手出し、ツモ切りを見て、和了に至るプロセスを観察しておく。するといざと言う時、放銃を避けたプロセスで高打点を叩くことが出来る。これは、これまでついていた相手からすると、ダメージは大きい。
逆に、どれだけチャンス手でも、ここはダメだと、自信を持って引くこともできる。「勝負感」に沿って戦えば、運は必ず活かせる。仮に負けても悔いはない。雲を掴むような話だが、どうやら麻雀にはこれが大切だ。

仕事においても同じことが言えないだろうか。結果が出ないのを環境や運のせいにしてばかりいると、一生勝てない。どれだけ劣勢でも常に情報収集し、勝負感を形成しておけば、巡ってきたチャンスでベストパフォーマンスを発揮できる。これが勝負、言い換えると人生の分かれ目であると、未熟ながら感じている。
私自身、勝負感を磨くことを、30代の課題にしていきたい。