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想像を超えるアイデアソース

サプライズを創出し続ける人々の
想像を超えるアイデアソースをご紹介します。

2017年02月03日

iDshop埼玉 栗山 雪奈さんのアイデアソース

第二十一回


想像を超える「情熱」

世界一を目指す
BLUE GIANTは、ジャズバーでのサックスの生演奏に魅せられた少年が世界一のサックスプレイヤーを目指し、練習に練習を重ねて成長していく物語です。
この漫画の面白いところは、なんといってもその熱量です。とにかく主人公のジャズに対する想いが熱い。ジャズが好きで、その良さをみんなにわかってもらいたい。わかってもらえるような、人の心を震わせられるような演奏ができるようになりたい。その想いを胸に、ただただまっすぐ、世界一のプレイヤーを目指して主人公はサックスと向き合います。
ド素人の状態からサックスを始め、真夏の日差しのなかでも、雨が降っても、雪が積もっても、毎日毎日サックスの練習をします。馬鹿にされても、見下されても、自分を信じて、信じた道をまっすぐ突き進んでいきます。そんな主人公の一生懸命でひたむきな姿を見て、主人公をサポートしてくれる人たちが現れます。師と呼べる人に出会い、一緒に上を目指す仲間と出会い、主人公は『世界一のサックスプレイヤーになる』という目標に向かって邁進していきます。
自分を信じて、信じた道を迷いなく突き進むことは非常に難しいことだと思います。くじけそうになることもあるし、疲れて休みたくなることもあります。「どうせやってもしょうがない」とか「テキトーでいいや」とか、投げやりな気持ちになることは多いです。どんなに気合を入れても、楽な方に流されるのが人間だと思います。でも、だからこそ、情熱を持って頑張る姿や、まっすぐでひたむきな気持ちに人は心を動かされ、憧れるのだと思います。
仕事に追われる中で、楽な方に流されたり、テキトー・投げやりな気持ちになってしまうことは少なからずありますが、信念や情熱を持ってやりとげることで、周囲が助けてくれたり、自分のやりたいことができるようになったりするのだと感じています。なあなあに生きていくことは楽だし簡単ですが、それでは面白くない。真剣に何かに取り組んで、挫折や失敗を重ねて経験を積んでいくことこそ、生きるということなのだと思います。
BLUE GIANTは、後ろ向きな気持ちになっている時に、背中を押してお前も頑張れと言ってくれる漫画です。その熱量に感動し、心を動かされることと思います。2017年、今年の目標を立てたはいいけど一歩踏み出せていない方・何かに背中を押されたい方は読んでみて下さい。そのプラスの気を取り込んで、飛躍する一年になることでしょう。

BLUE GIANT

石塚真一
出版社
小学館
価格
600円+税